苦痛は少なく、見落としなく、素早くわかる経鼻内視鏡検査で安心を手に入れませんか。
日本人にとって、胃ガンは肺ガンと並んで最も多い死因のひとつとされています。そんな恐ろしい胃ガンも、内視鏡検査をすることで早期に発見することができればリスクは大きく下がります。
下記の項目に複数該当される方は、ぜひ一度当院までご相談ください。
- 胸焼け、胃もたれ、吐き気、のどがつかえる感じがある
- 理由もなくみぞおちのあたりが痛い
- ストレスで胃が痛むことがある
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍になったことがある
- 健康診断で異常を指摘された
- 親族に胃ガンになった人がいる
- 40歳以上である
胃ポリープと胃ガンには違いがあります
ポリープとは、一部の組織がイボのように盛り上がった形状になることをいいます。無症状であることがほとんどなので、検査して初めて見つかることが多くあります。
胃ポリープの場合、大部分が良性の疾患であり、すべてがガンになるわけではありません。ただ、少数のものがガン細胞を含んでいたり、ガンになる可能性のあるものがあるため、ポリープを見つけたらそれがガンになる性質を持ったものであるかどうか、すぐに検査する必要があります。
内視鏡を使ってポリープの細胞組織を採取し、細胞検査を行うことでガンの可能性が高いかどうかは明らかにできます。
胃ガンだけでなく、こんな病気も内視鏡検査ですぐにわかります
逆流性食道炎
胃液などが食道を逆流することで、食道に炎症が起こった状態です。げっぷ、胸焼け、またみぞおちに痛みが走るなどの症状があります。
食道がん
多くの場合、初期には自覚症状がありませんが、胸焼け、のどの痛み、お食事のときの違和感などの症状が出てきます。飲酒、喫煙、刺激が強かったり、熱い料理が好きな方は、食道に悪性腫瘍が発生するリスクが高くなります。
胃がん
胃の粘膜細胞に悪性腫瘍が発生したものですが、内視鏡検査で早期のうちに発見できれば完治可能です。ただし、粘膜の下に広がるスキルス性の場合、発見は困難となります。
胃潰瘍
胃粘膜が抵抗力を低下させ、胃酸の刺激や血流障害によって削れてしまった状態です。空腹時の胸焼け、上腹部の痛み、膨満感などの症状があり、ときには吐血したり、コールタールのように真っ黒で泥状のタール便が出たりする場合もあります。
十二指腸潰瘍
胃潰瘍と同じく、十二指腸の粘膜が削れてしまった状態を指します。空腹時にみぞおちや背中が痛み、食事を取ると痛みが和らぐといったことが多く見られます。
経鼻内視鏡
痛くない胃内視鏡検査（胃カメラ）の流れ
1.検査日の予約
まずはご来院いただいて診察を行い、医師より検査についてご説明をいたします。お薬手帳や紹介状、近日の血液データがあればお持ちいただけると診察がスムーズになります。また下剤をお渡しいたします。検査日をご予約ください
2.検査日
検査時間が午前の方は、朝食を食べず（お水は飲んでいただいても大丈夫です）にご来院いただきます。
検査時間が午後の方は、ご予約されている時刻の7時間前以降はお食事を取らないでご来院ください。この場合もお水は飲んでいただいて結構です。
3.検査
まず前処置として、経鼻内視鏡の場合は鼻に血管収縮剤、粘膜麻酔剤を入れて内視鏡を入りやすくしていきます。
経口内視鏡の場合は、粘膜麻酔剤でのどを麻酔します。その後、お腹の動きを抑える注射をします。
これらの前処置が済みましたら、検査を開始します。通常５～10分程度で検査は終了します。
検査が終了いたしましたら、検査結果について医師よりご説明いたします。
